靖国神社の公衆トイレで先月23日午前に爆発があった事件で、警視庁は、建造物侵入容疑で、9日朝に再び来日した韓国人の男、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)を逮捕した。NHKなどが伝えた。
全昶漢容疑者は事件2日前の先月21日に羽田空港から入国し、事件当日の23日午後に同じく羽田空港から韓国へ出国していたが、NHKによると9日朝に再び来日したという。
警視庁は、不審物を仕掛けるために靖国神社のトイレに無断で侵入したとして、全昶漢容疑者を建造物侵入容疑で逮捕し、今後、火薬取締法違反容疑でも調べるという。
FNNによると、靖国神社のトイレに落ちていたタバコの吸い殻と、全昶漢容疑者が宿泊していたホテルにあった吸い殻に付着したDNA型が一致したことから、逮捕に至ったという。