帝国データバンクによると、人気ゲームソフト「スーパーロボット大戦」シリーズを開発したゲーム会社、ウィンキーソフト(大阪府吹田市)が、今月10日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていたことが分かった。
ウィンキーソフトは1983年創業、86年法人化。91年に開発した「スーパーロボット大戦」が大ヒットし、その後も同作シリーズを出し続けた。帝国データバンクによると、99年3月期の年収入高は約4億円を計上していた。
しかしその後、「スーパーロボット大戦」シリーズの制作から離れたことや、ヒット作に恵まれなかったことから、業績が低迷していた。負債は約2億5千万円だという。代表は高宮輝雄氏。従業員は30人。
「スーパーロボット大戦」は、デフォルメされた人気ロボットたちが競演するクロスオーバー作品で、シミュレーションRPG型のゲーム。