恋愛リアリティー番組「テラスハウス」(フジテレビ)に出演していたアーティストの今井洋介さんが今月23日、心筋梗塞のために死去した。今井さんの所属事務所エイベックス・マネジメントが28日、今井さんの公式サイトや公式ブログで明らかにした。
所属事務所の発表によると、葬儀は今井さんや家族の意志で、近親者のみの密葬で行われたという。「私たちも突然の悲しい知らせに言葉を失っております。湘南の海をこよなく愛し、笑顔を忘れず、ありがとうのスピリットを常に持ち続けていた今井洋介をいつまでも忘れないでいてあげてください。多くの皆様からの応援、本当にありがとうございました」とつづっている。
公式ブログには、海辺でポーズを取る今井さんの写真も掲載されている。家族が最後に撮影した写真だという。
今井さんは1984年10月29日、神奈川県鎌倉市生まれ。9歳でギター、18歳で写真を始める。英国、米国、ノルウェーを渡り、帰国後は再び鎌倉市に住み、バンド活動や写真家として活動する。2012年に個展「こんにちはワールド」で写真家としてデビューし、14年にはシングル『もう一度、手をつなごう』をリリースし、音楽家としてデビューする。
「テラスハウス」には13年夏から14年春まで出演し、「ようさん」という愛称で人気を博した。
今井さんのブログに掲載された訃報記事には、「洋さんが出演されていた頃によくテラスハウスを見ていました。大好きです」「笑顔の素敵な方。まだまだこれからの人生でしたのに。安らかにお眠りください」「ようさん!いつも笑顔で真っ直ぐなようさん!視聴者の私に笑顔をたくさんくれてありがとう!」などと多数のコメントが寄せられている。