【CJC=東京】過激武装集団「イスラム国」(IS)がシリアで初めて民間人の女性を斬首した。シリア人権監視団のラミ・アブドルラーマン所長によると、斬首は東部デリゾール県で6月末に行われた。キリスト教通信ANSが報じた。
デリゾールでは女性が夫と共に斬首された。別の一人も東南部アルマヤディーンで夫と共に斬首された。魔術を使ったことが理由とされている。これまで姦通などを理由に拘束された女性は投石で処刑されており、斬首が伝えられたのは今回が初めて。
シリア人権監視団は、ISがイスラム教の断食月「ラマダン」にアルマヤディーンで男性5人を公開の場で十字架刑に処したと伝えている。