【CJC=東京】ニュースサイト「イロリオ」がドイツ紙「ツアイト」などの報道として、カトリック教会の神父は古来伝統として独身制を採用してきたが、これに不満を持つ聖職者が少なくないことがドイツの教会内調査で明らかになった、と伝えている。
調査を行ったのはイエズス会のエックハルト・フリック神父を中心とした教会内研究者グループ。8600人の司牧者にアンケートを取った。うち約半数が司祭。
司祭の約3分の1が現行の独身制を重荷に感じており、4分の1は、もし人生をやり直せるなら独身生活は選びたくない、と回答した。彼らにとってとりわけ負担なのは、性生活、配偶者、子どもを断念せねばならないなどという。