オリエンス宗教研究所が主催するオリエンス・セミナーの第79回が4月24日(金)、第80回が5月21日(木)、東京都世田谷区の同研究所で行われる。
オリエンス・セミナー(オリエンス共同研究会)はこれまで、日本におけるキリスト教のあり方をめぐり、さまざまな課題を検討してきた。本年度の年間テーマは「現代日本の霊性を探る」。案内文の中で同研究所は、「本年は、第二バチカン公会議閉幕50周年、日本の信徒発見150周年、日本の終戦70周年などにもあたり、私達は改めて歴史の記憶を呼び起こし、そこから現代日本の霊性のありかたを展望したい」としている。
申し込み・問い合わせは、オリエンス宗教研究所(電話:03・3322・7601、FAX:03・3325・5322、メール:jimu[アット]oriens.or.jp)まで。
■ 第79回
題名:エヒイェロギア―他者と根源悪
講師:宮本久雄氏(東京大学名誉教授)
日時:2015年4月24日(金)午後6時半~
場所:オリエンス宗教研究所2F図書室(東京都世田谷区松原2-28-5)
■ 第80回
題名:近代日本とカトリシズムの霊性―岩下壮一・吉満義彦・越知保夫・遠藤周作
講師:若松英輔氏(批評家、『三田文学』編集長)
日時:2015年5月21日(木)午後6時半~
場所:オリエンス宗教研究所2F図書室