【CJC=東京】イラクで司祭2人が10月13日夕、ミサ執行に向かう途中、北部モスル西郊ヘイアルラウラで誘拐されたが、21日にモスル市内の路上で解放され、教会に戻った。マゼン・イショア(35)、ピウス・アファス司祭(60)の2人で、1人につき100万米ドル(約1億1000万円)の身代金を要求されたと言う。支払い期限を20日とされていたが、支払われたかどうかは明らかにされていない。
バチカン(ローマ教皇庁)広報事務所のフェデリコ・ロンバルディ所長は、解放を確認、同様の誘拐が再発しないように、との希望を表した。