ブログやSNSで、毎日このような記事を書いています。時々、「よく毎日書けますね。すごいですね」などと言ってくださる方がいます。その原動力は、新しく生まれ変わったこと、新生にあると思います。私の両親はクリスチャンでしたので、キリスト教信仰とは切っても切り離せない環境に生まれ育ちました。物心つく年頃になると、反発するようになりましたが、人生に挫折したときに、イエス・キリストに出会って救いを受けました。
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」(Ⅱコリント5:17)
クリスチャンになると「新しく生まれ変わる」といわれます。生まれつきの古い性質に死んで、全く新しい人として誕生します。新生とは、全く別人に変わってしまうのではなく、本来の自分になるといったら分かりやすいと思います。
かつての私は、自分の持って生まれた性格が欠点として表れることがありました。勉強嫌いでしたし、喧嘩早く、気が短かったです。しかしそれが、勉強好きに変わり、博士号を取得するまで勉強を続けました。かつては、自分に敵対する存在を徹底的に叩きのめしましたが、今は、「罪を憎んで人を憎まず」をモットーとし、人の背後で働く悪魔と霊的な戦いをするようになりました。気が短い部分は、行動力や積極性などに表れるようになりました。人の長所と短所は、紙の裏表のようにその時々に応じて表れます。
男女が恋愛をすると、だいたい反対のタイプに引かれるものです。明るく、感情豊かで、太陽のような女性と、知的でクールで穏やかな男性が結婚をしました。明るく、感情豊かで、太陽のような女性は、裏を返せば、わがままで、感情によって左右されますので、機嫌が悪くなると大変です。知的でクールで穏やかな男性は、裏を返せば、感情よりも意思を重んじ、相手の痛みをあまり感じず、優柔不断な性格で、このカップルは、互いに相手を非難し、相手を変えようと努力し、深く傷つき合いました。離婚の危機を迎えたときに、教会に来てイエス様を信じ、救われました。しばらくして、幸せな家庭を築き始めました。今まで短所として表れていた部分が長所として表れ、感情豊かで優しい奥さんと柔軟性のあり感情に左右されないで家庭を引っ張っていく旦那となりました。
イエス様を信じると、本当の自分に近づいていきます。もともと、人は神によって造られた被造物です。しかし、悪魔に従い、罪を犯したことによって壊滅的な故障をしてしまいました。イエス様は、その私たちを新しく造りなおすために、死んで復活されました。イエス様を信じるならば、もう一度神の手によって新しい人に生まれ変わり、本来の自分に復活することができます。あなたの個性が生かされ、短所と思っていたことが長所として表れるようになり、神の作品として輝くようになります。そんな素晴らしい人生を一緒に歩んでいきませんか。
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菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
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