Skip to main content
2026年6月25日13時58分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

キング牧師、その比類なき伝説

2015年4月11日16時50分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:マーティン・ルーサー・キング人種差別米国リチャード・ランド

キング牧師が1968年ではなく、1958年に殺されたとしたら――。それは実際あり得ることだった。

先週末、米国はマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の生涯を記念し、1968年4月4日にテネシー州メンフィスで暗殺されたキング牧師をしのび悼んだ。キング牧師は志半ばにして殺害された。それは、家族、教会、また米国社会にとって大きな悲劇であった。

キング牧師が、もう10年早く殺されていたとしたら、悲劇の度合いはどれほど大きかっただろうか。それは彼が公民権運動を率いるようになる前の話だ。

1958年9月20日、精神的な病を抱えたアフリカ系米国人女性イゾラ・ウェア・キュリーさんがキング牧師の肩を刺した。当時29歳だったキング牧師は、ニューヨーク市のデパートで、モンゴメリーでのバス・ボイコットについてつづった新刊『自由への大いなる歩み』にサインをしていた。凶器はレターオープナーで、キング牧師の大動脈のすぐそばまで達しており、取り除くには何時間もの繊細な手術を必要とした。医師によると、キング牧師が刺されたあと、くしゃみ一つでもしていたら死んでいただろうとのことだった。

想像してみよう。もしキング牧師の命が、自由が到着する前にばかげた行いによって奪われていたとしたら。ランチ・カウンターでの座り込みの前だったら。「バーミンガム刑務所からの手紙」、「私には夢がある」スピーチ、そして暗殺される前の晩にメンフィスで行われた「私は山の頂上に上った」スピーチの前だったら。

キング牧師のメンフィスでのスピーチは、不可解なほど予知的であった。間もなく自分の人生が暴力的に終わってしまうという不吉な予感を持っていたようなものである。キング牧師は自分の声明に対する脅迫と、安全についての支援者からの懸念に言及した。そして、このように述べた。

「あらゆる人と同様に、私も長生きしたいものです。長生きできる人はできるでしょう。しかし、私は今はそのことについて考えていません。私はただ神の意志を行いたいのです。そして神は私に、山の頂上に上ることを許してくださいました。私は見渡しました。約束の地を見ました。私は皆さんと共にそこには行けないでしょう。しかし私は今夜、皆さんに知ってもらいたいのです。私たちは一つの民族として、約束の地に到達できるのです!」

想像してみよう。キング牧師が1958年に殺されていたとしたら。1958年から1968年にかけての激動の10年間に、キング牧師の存在と指導力がなければ、米国の歴史はどれほど変わっていただろうか。キング牧師のいない公民権運動を想像するには、まず彼がただとてつもなく重要な人物だったということを理解することから始まる。キング牧師の存在と、その非暴力へのコミットメントがなければ、法の下での人種間の平等に関して米国がたどってきた道のりには、さらに多くの血が流されたことだろう。そして、苦さと不信のしこりがさらに根深く残ったことだろう。

全ての米国人は、黒人も白人も、キング牧師が1958年の暗殺未遂事件を生き延びたこと、またそれ故に、全ての人が自由と解放を享受するための米国のたゆまない歩みの指導者として、不可欠かつ唯一無二の存在として歴史を歩んでいくことができたことに感謝すべきだ。

キング牧師と彼の非暴力的手段によって変化をもたらすという道徳的コミットメントは、米国人への特別な贈り物だった。そのような指導者――19世紀でいえばリンカーン大統領、20世紀でいえばキング牧師――はいつも神から与えられ、国家への神の祝福のしるしだ。そのような指導者がいなくなると、私たちは国として、神の祝福ではなく裁きを受けることになりかねない。私たちは皆、私たちの社会にいまだに残る人種差別を克服するために前進する中で、神が憐れみによってそのような指導者を与えてくださるように祈るべきである。

◇

リチャード・D・ランド

リチャード・D・ランド(Richard D. Land)

1946年生まれ。米プロテスタント最大教派の南部バプテスト連盟の倫理宗教自由委員会委員長を1988年から2013年まで務める。米連邦政府の諮問機関である米国際宗教自由委員会(USCIRF)の委員に2001年、当時のジョージ・W・ブッシュ米大統領から任命され、以後約10年にわたって同委員を務めた。2007年には、客員教授を務めている南部バプテスト神学校がリチャード・ランド文化参加センターを設立。この他、全米放送のラジオ番組「Richard Land Live!」のホストとして2002年から2012年まで出演した。現在、米南部福音主義神学校校長、米クリスチャンポスト紙編集長。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:マーティン・ルーサー・キング人種差別米国リチャード・ランド
  • ツイート

関連記事

  • キング牧師描いた映画の邦題、『グローリー / 明日(あす)への行進』に決定(動画あり)

  • キング牧師哀悼の大統領書簡、6万ドルで落札

  • 【インタビュー】ビリー・グラハムとキング牧師の融合 「NHCLC / コネラ」共同代表サミュエル・ロドリゲス氏(1)

  • オバマ米大統領、キング牧師の祝日にエプロン姿で奉仕

  • 故キング牧師演説から50年で記念式典

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.