【CJC=東京】世界教会協議会(WCC)と世界福音同盟(WEA)の代表者らが20、21日にスイス・ジュネーブ近郊のシャトードボッセで会合、将来の協力可能な領域について検討した。
会合では双方の活動を紹介、社会と教会の近況、福音派の動きとエキュメニカル(教会一致を目指す)活動に関し検証、キリスト者としての証しの重要さを強調しつつ、参加者は全世界の諸共同体のニーズに共に応答する方法を探った。
参加者は、聖書を読み、ミッション(宣教)とエバンジェリズム(伝道)に関する類似した、また多様な理解について思索した。苦難の中にある世界に対する連携した応答の重要性を認め、双方は協力の可能性のある分野がさらにあるか探るため会合を継続することで合意した。
WEA側の参加者は、ウィルフ・ガッセル副総主事、ゴードン・ショウエル副総主事ら6人、WCC側の参加者は、ジョルジュ・レモプーロス総幹事代行ほか6人。