【ジュネーブ=ENI・CJC】アルゼンチンのプロテスタント指導者は、カトリック教会のクリスティアン・ボン・ウェルニッチ司祭(69)が1976〜83年の軍政下に首都ブエノスアイレスの警察付き聖職者として、囚人から告白を受ける立場を利用し、警察側に情報を流し、殺人7件、拷問31件、誘拐42件に関与したとして終身刑の判決を受けたことを歓迎した。
「人権に関する限り、聖職者は自分を他の市民の上に置くことはできない。人権と憲法の保証は常に重んじなければならない」と、ラプラタ川福音教会のホアン・シュビント代表幹事が、ブエノスアイレスから伝えて来た。