日本聖書協会聖書図書館が主催する「第18回秋の聖書セミナー」が16日から行われる。今回のテーマは「パウロ」。東京基督教大学非常勤講師の浅野淳博氏が講師を務め、パウロが回心に至るまでの宗教的、文化的背景を考察する。
同館はセミナーの案内で、セミナーを「パウロ書簡やパウロ神学を理解するための『解釈の枠組み』」、「従来の『ユダヤ教対教会』という視点に再評価を加える機会」として紹介している。
セミナーは10月16日〜11月13日まで、3回に分けて行われる。第1回目は「ディアスポラ・ユダヤ人としてのサウロ」、第2回目は「ファリサイ派教師としてのサウロ」、第3回目は「使徒パウロとユダヤ律法」と題して行われる。定員は25人。受講料は一般5000円、日本聖書協会後援会会員は4500円。東京・銀座の日本聖書協会会議室(聖書館ビル7階)で行われる。
問合せは、日本聖書協会聖書図書館(電話:03・3567・1995、FAX:03・3567・4436、メール:[email protected])まで。