「中央アジアにおける霊的戦いと宣教の前進」をテーマに、第7回世界宣教大会(主催:福音宣教協力会)が16,17,18日の3日間、関西聖書学院で開催された。集まった延べ1300人を超える参加者たちは、アジア宣教の先駆者たちが語るメッセージに耳を傾けながら海外宣教への思いを新たにしていた。
関西にある約100の教会が協力するこの大会には、牧師、宣教師、神学生、一般信徒など、宣教への思いを持つ多くのクリスチャンが参加。「現地で実際に活動している人たちに励まされた」「(経済的に)援助していきたいという思いが強くなった」との感想が寄せられた。
大会を運営実行の面で支えた単立・カリスチャペル牧師の村上好伸氏は、「宣教は現地の人の働きが10%、経済的な援助で支える人の働きが90%の比率で成り立つと言えます」と語る。
送り出す側の経済的サポートは、海外宣教を支えるために必要不可欠なもの。開拓は最前線で活躍する者に注目が集まるものだが、その活動を支えている最後方からの援助があるからこそ、困難の中でも続けられる。
村上氏は、「私もこれまで50カ国を宣教でまわっていました。今は中で支える立場。教会が宣教ビジョンをもってさらに拡大していくために、宣教団体と教会とが車の車輪となって、一緒に働いていければと願っています」と語った。