この文章を読んで下さる方の中で、「死にたい!」と思っている人がいるかも知れません。心配しなくても、そう遠くない将来に死ぬ日が来ます。それより、死ぬ前にできることを考え、それをやってみませんか?
もし、明日のことを悩んでいるとしたら、あなたの心の望遠レンズを、今の自分にフォーカスして下さい。
「明日のことは思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労はその日だけで十分である」(マタイ6:34)
次に、あなたの心の望遠レンズを地球全体に向けてみて下さい。そこには、今日を、今を、必死に生き延びようとしている人がいます。
最後に、「100人の村」のお話で終わりたいと思います。
―もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう
その村には・・・
57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます
52人が女性で
48人が男性です
70人が有色人種で
30人が白人
70人がキリスト教以外の人たちで
30人がキリスト教
89人が異性愛者で
11人が同性愛者
6人が全世界の富の59%を所有し
その6人ともがアメリカ国籍
80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人は今生まれようとしています
1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そして1人だけがコンピューターを所有しています
もしこのように縮小された全体図から 私達の世界を見るなら
相手をあるがままに 受け容れること 自分と違う人を理解すること
そしてそう言う事実を知るための教育がいかに必要かは
火を見るより明らかです
また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう
もしあなたが今朝目が覚めた時病気でなく健康だなと感じることが出来たなら
・・・あなたは今週生き残る事のできないであろう100万人の人たちより 恵まれています
もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩
あるいは飢えの悲痛を一度も経験したことがないのなら・・・
あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています
もしあなたがしつこく苦しめられることや逮捕拷問
または死の恐怖を感じることなしに 教会のミサに行くことが出来るなら・・・
あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています
もし冷蔵庫に食料があり着る服があり 頭の上に屋根があり寝る場所があるなら・・・
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています
もし銀行に預金があり お財布にお金があり
家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら・・・
あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です
もしあなたの両親がともに健在で そして二人がまだ一緒なら
・・・それはとても稀れ(まれ)なことです
もしこのメッセ-ジを読む事ができるなら あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう
何故ならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて
その上あなた は全く文字の読めない世界中の20億の人々より
ずっと恵まれているからです
昔の人がこう言いました 「我が身から出るものはいずれ我が身に戻り来る」と
お金に執着することなく喜んで働きましょう
かつて一度も傷ついたことがないかのごとく 人を愛しましょう
誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう
誰も聞いてないかのごとくのびやかに歌いましょう
あたかもここが地上の天国であるかのように 生きていきましょう
このメッセ-ジを人に伝えて下さい そしてその人の一日を照らしてください
※作者不詳 / 訳 なかのひろみ
◇
菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
■ 外部リンク:
新宿福興教会ホームページ
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