【CJC=東京】セブンスデー・アドベンチスト教会(SDA)と世界福音同盟(WEA)の神学者は8月5日から10日まで、米ミシガン州ベリエンスプリングのアンドリュース大学で、世界レベルの神学対話の第2ラウンドを行った。昨年8月にチェコのプラハで行われた第一ラウンドに続くもの。
セブンスデー・アドベンチスト教会教会と世界福音主義者の間のこの対話の結果は、双方代表の間の神学上の議論の共通のゴールと結果を確認する声明に結実し、全文が9月1日発表された。
セブンスデー・アドベンチスト教会の教会間・諸宗教間関係理事会のジョン・グラッツ会長は「私たちは、先入観を取り除き、私たちのメッセージについての問題を明確化するためアドベンチストの自己理解を福音派と共有できた」と語った。「問題の多い方法を通して私たちを知る代わりに、私たちの教会の立脚点が、顔をつき合わす中で理解された」と言う。
両派は「相当部分で神学的な合意」に達した、とアドベンチスト教会聖書研究所のアンゲル・ロドリゲス所長は語った。
今回の討議は、ロルフ・ヒレ・WEA神学委員会委員長、ウィリアム・G・ジョンソン・セブンスデー・アドベンチスト教会総会長補佐が司会した。