国際サッカー連盟(FIFA)女子ワールドカップの第5回大会が10日から、日本を含む16チームが参加して、中国5つの都市を会場に開催されている。これを受けて、聖書協会世界連盟中国パートナーシップ(UBSCP)は中国代表チームの韓端(ハン・デュアン)選手の証とマルコの福音書が収められた冊子配布を進めている。
韓選手は冊子の中で、「私は、行くところどこへでも聖書を持って行きます」「学ぶべき重要な教えが(聖書の中に)あり、聖書を読むのが大好きです」「聖書が知恵と喜びで溢れていて、どのように生きるべきかを教えてくれるのです」と証しする。
UBSCPは中国で、各省のキリスト教協議会がマルコの福音書を収めた冊子15万部を配布する支援をしており、その冊子の中で韓選手の証が紹介されている。聖書協会国際プログラム・ディレクターのイアン・マッケイ氏は、サッカーが中国で非常に人気の高いスポーツであることを挙げ、「韓選手の証は驚くほどポジティブな話だ」と語り、韓選手の証によって多くのサッカーファンが聖書に興味を持つことを期待している。
今年の大会には16ヶ国から336人の選手が参加。女子ワールドカップは近年人気が上昇しており、FIFAは現在の女性サッカー人口が全世界で4千万人、2010年までには男性と同じ規模になると見ている。2011年の次大会からは、出場チーム数が現在の16から24チームに増える予定。開催地として、ドイツ、カナダ、オーストラリア、ペルーが立候補している。大会は30日まで。