4月以来、4カ月の間クリスチャントゥデイと共に歩みを重ねる中で、小紙がそれなりに委ねられている報道機関としての役割を確認してきました。それと同時に、クリスチャントゥデイが貴重な学びの場・対話の場であると気付き、その思いを深めています。
何を伝え、またそのために誰に何を聞くか。報道の過程、またその内容が私たちを結ぶ事実は、どれほど強調しても強調し過ぎることのない、大切な絆です。
しかし報道が正確に深く、さらに豊かになされるためには、その報道がなぜなされたのか、報道する側の問題意識が鍵になり、さらにどのような問題意識のただ中でその報道が受け取られるのか、小紙に目を留めて下さる方々の心を占める問題意識が重い意味を持つのも明らかです。ところが肝心の問題意識は、普通なかなか表面に出ず、目に見えてきません。
インターネット新聞の特徴を活用して、書く者と読む者の立場が固定されることなく、書く者であると同時に読む者、読み手でありながら書き手となる対話・学びの場が開き、深まり、豊かに展開していけたらと夢見ます。
まず編集長として、身近な方法を通して、自分なりの問題意識を直接的、間接的に明らかにするよう努めます。
小紙に目を留め、心を傾けて下さる皆様の問題意識を盛り込む寸言をお伝え下さい。独自の課題の本格的な連載の道についても話し合えれば嬉しいです。そうです。問題意識による連帯です。世間知らずな青い響きですが。