【CJC=東京】中国南部・貴州省の公認カトリック教会『天主教愛国会』教区では、パオロ・シャオ・ザジアン神父が補佐司教に叙階されたことが9月9日、ミサの際に発表された。カトリック系教皇ベネディクト十六世が6月に中国の信徒に宛てた書簡を発表して以来始めてのこと。カトリック系『アジア・ニュース』は聖座(バチカン)の承認を得たと報じている。
シャオ神父の叙階式典は前日、省都貴陽の大聖堂で、会衆3000人、司祭40人、司教5人が参列して行われた。叙階は教皇ベネディクト十六世が6月に中国の信徒に宛てた書簡を発表して以来始めてのこと。
『アジア・ニュース』は、今回の叙階に先立つ数週間、バチカンが新司教を承認したことが宣伝されていた、という。