「そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです」(Ⅰペテロ2章24節)
この聖句はいやしの約束です。20年前のことですが、中学生に聖書を教えていました。その時、「信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、 蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます」(マルコ16章17、18節)の聖書の約束を教え、「来週の日曜日に病気の人を連れて来なさい」と言ったのでした。
私は風邪程度の人を連れてくると思って安易に言ったのでしたが、なんと悪性脳腫瘍の中学生が来ました。私はその時まで、まだ一度も病人に祈ったことが無かったのでビックリし、「天の神様、まだ一度も病人に祈ったことはありません。私が悪性脳腫瘍の人を祈ったことも、もちろんありません。助けてください」と心の中で祈りました。病人に手を置けば病人はいやされます。この約束を信じて祈るしかないと心に決め、大胆に祈りました。
もちろん、その少女がイエス様を信じた後に祈ったのですが、何と1週間後、悪性が良性に変わりました。その時もう一度祈りました。すると1週間後、完全に脳腫瘍は無くなってしまったのです。
「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです」(ヘブル13章8節)
「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです」(Ⅰヨハネ4章9、10節)
御子キリストをあなたのために与えられた神は、あなたの幸福を心から望んでおられます。
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徐起源(そう・きうぉん)
ERM聖書学校校長。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー代表、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。
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