前回は、永遠の希望について学びました。今回は、神のもとに行く方法について見てみましょう。
ある人がこのように言うのを聞いたことがあります。
「宗教というものは、登山をするようなもの。富士山を東西南北の方向から登るようなものだ。方法が違うだけで、すべて同じ真理に行き着く」
しかし、聖書にはこのように書いてあります。
「あなたはわたし(神)の顔を見ることはできない。人はわたしを見て、なお生きていることはできないからである」(出エジプト記33章20節)
なぜ人は、神を見ると死ぬのでしょう。聖書は、アダムの罪があなたの罪として残っているからと説明します。例えると、人は、罪の川にさえぎられて、神のところに行くことができない。神は、人のところに行くことはできるが、姿を現せば、人は死んでしまう。
そこで神は、神であり、人である「橋」をつくろうと考え、神であるキリストを人の姿にしてこの世に送り、アダムの罪、人の罪をすべてキリストに負わせ、罪の問題を解決してくださいました。このキリストという橋を渡る者はすべて、神のもとに行けるのです。
「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです」(使徒の働き4章12節)
イエスの名しか、救われるべき名はないと書かれています。あなたのために、アダムの罪、あなたの罪のために死んでくださった神は、世界中でキリスト以外にないのです。
■神は本当にいるのでしょうか?: (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)
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徐起源(そう・きうぉん)
ERM聖書学校校長。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー代表、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。
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