カトリック宝亀(ほうき)教会(長崎県平戸市)の司祭館に侵入し、現金などが入った金庫を盗んだとして、溶接工の新立伸也容疑者(27)が窃盗と住居侵入の容疑で逮捕された。複数の国内メディアが伝えた。新立容疑者は容疑を認めているという。
読売新聞の報道によると、新立容疑者は25日午後5時50分から午後7時40分の間に、窓ガラスを割って司祭館に侵入し、金庫1個を盗んだ疑いがもたれている。金庫には現金数百万円が入っていたという。当時、司祭は外出中だったが、パトロール中の警察が敷地内にいる新立容疑者を発見し、職務質問をしたところ容疑を認めたため逮捕した。
平戸市内では昨年12月から今月にかけて、国の重要文化財に指定されている田平教会など2つの教会で現金の窃盗が発生しており、警察は新立容疑者との関連についても調べを進める。