【CJC=東京】教皇フランシスコは、バチカンで4月21日、司祭叙階式をとり行った。同日はカトリック教会の「世界召命祈願日」。教皇パウロ6世が1964年に制定して以来、今年で50回目。
サンピエトロ大聖堂で行われたミサの中で、教皇はローマ司教として初めて、同教区の10人の助祭を司祭に叙階した。
バチカン放送(日本語電子版)によると、新司祭はイタリア人6人をはじめ、インド出身2人、アルゼンチンとクロアチア出身各1人。
説教で教皇は、キリストの体としての教会の構築に協力するよう、主イエスがあなたたちを選んだと述べ、「皆さんは司牧者であり、役人ではありません」「常に良き羊飼いイエスを目の前に思い浮かべてください。良き羊飼いは、仕えられるためでなく、仕えるために、そして道に迷った者を救うために遣わされたのです」と語った。
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