4日フィリピンを襲った超大型台風ボーファの影響で、540万人以上が被災、1,800人以上の死者・行方不明者が生じ、6万4,000戸近い家屋が被害を受け、37万人が自宅からの避難を強いられている。
特にフィリピンミンダナオ島南東部のコンポステラ・バレー州では被害が深刻で、地域一体に当面電気の復旧が望めず、水道も機能しない状態が続いている。被害地域が広大であるため、給水作業も行われていない状況となっている。
日本国際飢餓対策機構(JIFH)はフィリピン台風ボーファ被災者の支援を開始している。現地ではハンズ・オブ・ラブ・フィリピン(HOLPHI)、韓国飢餓対策機構(KFHI)と協力して被災地域、避難所で被災した人々への飲料水、食糧などの配給を行い、地域の教会とも協力しながら現地の必要に対応している。
グレース宣教会牧師の藤崎秀雄氏は「世界中の方々と共に祈って、キリスト者として行動すべき時です。日本人は、自分の事しか考えられない国になってしまっています。世界に目を向けて、世界の祝福の為に事を行える日本になってもらいたい」と伝えており、日本からの祈りと支援を呼び掛けている。
JIFHはフィリピン台風ボーファ被災者支援のための募金を受け付けている。募金はインターネット、郵便振替双方で可能。詳しくはホームページまで。