【CJC=東京】米教会協議会(NCCUSA)のカスリン・ロール議長は、コネチカット州ニュータウンの小学校で起きた児童ら射殺事件に「ショックと深い悲しみ」を表した。「母親と父親が今夜抱いている悲しみを、私は親として担えない。我が子を抱きしめたいというオバマ大統領の思いを今夜は特に分かち合いたい。それがもはや出来なくなった両親が、コネチカット州にたくさんいることを思うと胸が張り裂ける」と語った。
ロール議長は、ニュートン射殺事件のような悲劇は、神学者や聖職者にとって説明出来ない、として「しかしわたしたちは、神が愛の神であること、そして神も今夜深く悲しまれておられるという信仰において慰めを求めている」と語った。
同議長は、教会協議会が、長年にわたって銃による暴力に懸念を示して来た、と指摘。協議会が2010年発表した決議「銃暴力の終結、行動への呼び掛け」で問題に取り組むため、教会、政府、個人が協力するよう要請している。