5日前に死亡した女児が生き返る
ガジマ氏の教会礼拝に先月初めに参加したある母親が5日前に死亡した女児をバスケットの箱の中に入れて連れてきたという。その時、与えられた言葉が同句節であり、ガジマ氏は「私はこの言葉を覚えていました。『倉』というのは、武器が作られる場所です。武器庫は武器を蓄えている場所です。主がそのような武器庫を持っておられると聖書では言われています」と伝えた。
ガジマ氏は霊的な世界での武器庫について「霊的なある領域においてこのようなことをしておられます。暗闇の力を解放する武器です。その倉を開かれました。ここに悪魔を滅ぼす武器があります」と説き、女児の遺体を前にこの句節をもって突然聖霊の油注ぎが降ったことを証しした。
その後女児の遺体を礼拝会場の前に運び出し、主の御名を呼び求めて5分間祈り、「イエスの御名によって戻ってください」と既に死亡している女児に命じたところ、その女児は突然生き返ったという。それを見た女児の母親もその場でひざまづいてイエス・キリストを受け入れるに至ったという。
武器庫は日本においても開かれた
続いてガジマ氏は「神様の武器庫は日本においても開かれました。がんを取り除き、ストレスを打ち落とす武器、あなたの問題を滅ぼす武器庫が開かれました」と伝えた。
またハガイ書2章7節を引用し、「イエス様が語られる500年前の預言者によって語られた言葉です。主は『すべての国々を揺り動かす』と言われました。これは神様との約束です。どのように国々を揺り動かされるのか。神の力によってです。神の力によって、日本もアメリカも、タンザニアもすべての国々が揺り動かされます」と伝えた。
エレミヤ書50章25節で書かれている「武器」について、ガジマ氏は「神様の偉大な働きで国々を揺り動かす、病人を癒やすための特別な油注ぎです。人々は自分の問題の解決を探しています。神様は説教の内容よりも、私達の『問題』に関心を持っておられます。私は今晩説教は持っていませんが、イエスの御名によって、神様の問題解決法を持っています」と述べた。
ハガイ書2章7節について、ガジマ氏は「神様の力で、国々を揺り動かします。政治的な力、経済を揺り動かします」と説き、同章8節について「国々が揺り動かされるときに、銀も金も神の民のところにやってきます。お金は悪の人々のただ中にあります。そして悪を行えば行う程彼らはもっと繁栄しています。だから私達は自問自答してしまいます。そのためクリスチャンがもっとたくさんの問題が生じ、お金がなく、幸せではなく、良い仕事がないという問題に陥ってしまいます。しかしその答えは、『すべての国々を揺り動かされる』という御言葉にあります。イエスの御名によって金や銀が教会にやってくるようになるのです」と会場に集まった日本のキリスト者らを励ました。
後の栄光は先のものよりまさる
また同章9節で「この宮のこれから後の栄光は、先のものよりまさろう」という御言葉について、「『この宮』とは何でしょうか。イスラエルの民がエジプトから出て来たとき、神の宮を築きました。しかしバビロンの王によってしばらくして破壊されてしまいました。捕囚から彼らが戻ってきたとき、新しい宮を作りました。バビロンから出て来た後の栄光が、その前に建てた栄光に勝ると言っています。これは『終わりの時代』を表しています。私たち(神の民)があまりにも散りじりになってしまいました。日本にもかつてたくさんのクリスチャンがいましたが、迫害によって殺されてしまいました。中国でさえもっとたくさんのクリスチャンがいましたが、迫害によって殉教しました。しかし神様はもう一度宮を作られます。もう一度日本を建てられます。神様は、日本で油注ぎを受け取ることのできる、力を注ぐことのできる、火を受け取ることが出来る誰かを探しておられます」と述べた。
神の武具を身につける
同章14節では「 まことに、水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされる」と書かれてある。ガジマ氏は同節を引用し、「地上は神を知ることの知識で満たされます。日本だけではなく、中国だけではなく、アフリカだけではなく、この地上が神の栄光で、水が海を覆うように満たされるようになります。海の中は全部濡れていて渇いているところがどこにもありません。そのように栄光がこの地を覆います。渇いたまま残される国はありません。日本も、乾いたままではありません。霊の領域において、神様がご自分の武器を持っておられる武器庫が開かれます。肉にあって戦っていても、肉の戦いをしているのではなく、霊の戦いにおいて神の御前に力のあるものになります。エペソ6章11節で『神の武具を身につけなさい』と書かれています。聖書では、神様は武器庫にたくさんの武器を持っておられます。終わりの時代に、世界のためにこの武器庫を開かれます。この地上の国々が私達の主の国々となるまでは、黙っていてはいけません。神様はこの地上を変えられます。神様はタンザニア、アフリカ、アジア、日本、すべての国々を癒されます」と述べた。
イエスが授ける「火のバプテスマ」についてガジマ氏は「洗礼者ヨハネは水で洗礼を授けていました。そのヨハネが『私より優れた方が来られます。その方は聖霊の火のバプテスマを授けられます(マルコ1・7-8)』と言っています。ヨハネは水のバプテスマを授けていましたが、イエス・キリストは火のバプテスマを授けられます。教会の牧師先生は水でバプテスマを授けます。それは良いことですが、イエス様は火でバプテスマを授けられます。これは病人、病を癒すための火です」と説き、神の力について「神の国は言葉にはなく、力にあります(Ⅰコリント4・20)。その力とは、変える力であり、病人を癒す力であり、死人を蘇らせる力です」と伝えた。
ガジマ氏は福音の言葉が伝えられたのが、言葉だけによったのではなく、「力と聖霊と強い確信とによった(Ⅰテサロニケ1・5)」ことを指摘し、「神の力によって国々を勝ち取ることができます。人間の力ではなく、神の力によって国々を勝ち取るのです。ほとんどの人が地獄に行くと言う人がいますが、その人は神様がどんなことが出来るかを知りません。悪魔が連れていくのは少数であり、イエス様が多くの人を連れていかれます」と伝えた。
ガジマ氏は福音宣教について第Ⅰコリント2章4節を引用し、「人間の知恵ではなく、聖霊の力によって伝えられるものです。それによってあなたの信仰が(人間の力ではなく)神の力によったものになります。その力は聖霊が臨まれるとき、受けます(使徒1・8)」と注意を促した。
火のバプテスマを受ける
最後にガジマ氏は「日本中において、『火』を受け取るときです。イエス様は火のバプテスマを授けてくださいます。イエスを信じれば何でもできます。私を強くして下さるお方によって、どんなことでもできるのです(ピリピ4・13)。ただ信じてください。生きている人は余りにも疑いが大きい。しかし死人は死んでいるだけなので、疑うことなくイエスの御名を信じることができます。神様が死人を蘇らすことができるなら、神様はあなたを癒し、問題を解決することもできます」と伝え、大会に参加したクリスチャンらと共に祈りを捧げた。
外部リンク:ジョセファット・ガジマ師2012年来日公式サイト