今月5日から12日にかけて、釜山にあるローマカトリックリトリート・センターで集会賛美計画委員会が開催され、祈りの生活と賛美に関する提案がなされた。同委員会の会議には、正教会およびプロテスタントの礼拝賛美奉仕者および地域レベル、国家レベルのキリスト教指導者らが参加した。
集会を通して、世界総会の賛美の順序や礼拝楽曲の作詞、編曲などの提案が行われた。集会賛美計画委員会では、昼夜、早朝の祈りやバイブルスタディのセッションを持ち、「いのちの神よ、我らを公正と平和へ導きたまえ」という世界総会のテーマに対するインスピレーションを与えるものとなったという。神に導かれ、正義と平和、豊かないのちへと向かって行く道筋が、世界総会のイメージとして提案された。
世界総会のロゴはイザヤ書42章1節~4節からイメージされたものが使用されている。神に選ばれた信仰者たちが、すべての大陸において正義がなされることを使命とし、これらの信仰者が、全地に正義が確立されるまでその信仰が折れることのないように願うデザインとなっている。いばらの地や岩地からもいのちが生み出され、上に向かって育ち、神の正義を全地にもたらすことがイメージされているという。ロゴの中央の木はいのちの木をイメージしており、神の義が全地のすべてにもたらされるために、鳥が全地に行き渡ろうとしている様子が描かれているという。
23日から27日にかけて行われる集会計画委員会では、これらの提案を受理し、世界総会のプログラム準備のための取り組みがなされる。その後8月のWCC中央委員会で同委員会の結果が報告され、世界総会の準備が遂行されていく予定であるという。