~私たちはキリストの妻である存在~
ガラテヤ2章20節では、「キリストとともに十字架につけられ、私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きている」と書かれてあるが、この御言葉を理解するためにも「生きておられるキリストが何か」が理解できなければ、全き確信には至らないという。
確信のあるキリスト者として、神の子であることと、今、キリストの妻であるというアイデンティティ(エペソ5・31,32、Ⅰコリント7・14)が明確にされる必要があるという。その確信を増すためにもキリストをますます御言葉によって知り、一体であるので、夫のしたことは妻がしたこととなるように、キリストの復活がすなわち「私の復活」であるという確信に至り、新しい自分を着る(Ⅱコリント5・17)ことで勝利の人生を歩んでいくことができるのであり、コロサイ1章22節を高らかに告白できるのである。初代教会の使徒たちは、100パーセント信じている以上の200、300パーセントの信仰の確信があったがゆえに力強い伝道ができた(Ⅰテサロニケ1・5)ことを説明した。
聖会の中で徐氏は、聖書の御言葉で語られている世界が見える世界でも必ず起こるようになり、現実(見える世界)と真理(見えない世界)の違い(コロサイ1・16)を知り、常に真理に立っている人は誰も揺さぶることができないことを説明した。そのようにして日本のすべてのキリスト者の信仰が確信に至る時に日本のリバイバルが生じるようになるとし、リバイバルのために準備する必要があると説いた。
~信仰の確信に至る10のポイントとは?~
徐氏は、「どのようにしたら確信が持てるか 」について、10のポイントを挙げた。第1にまず神の義を指摘し、「夢の中でサタンに攻撃されるくらい、自分は罪人だと思っているようではまだだめです。どこを切っても金太郎飴のように『私は義人だ、正しい』といえるようになることで、夢の中でもサタンを追い払うことができるようになってください」と説いた。
第2にキリストにある自分を知ること、第3に聖書の約束を知り、神の御心にかなう願いをするなら、神はその願いを聞いて下さるということを知ること(Ⅰヨハネ5・14~15)、 第4に真理と現実の違いを知ること、第5にイエス様の信仰で神の前に立っていることを知ること、第6に信仰で受け取り感謝し、すでに受けたと信じること(マルコ11・24)、第7にイエス様を与えてくださるほどに神に愛されていることを知ること(ローマ8・32)、第8に祝福されていると知ること、第9に神と結ばれた契約を知ること、そして第10に御言葉が実際に働く経験をしていくことが確信を高めると説いた。
次回の東京都立川市で行われる聖会は5月5日開催予定である(詳細はイベントカレンダーに掲載)。
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徐起源(そう・きうぉん)氏 :
恵那レーマミニストリーの代表、ERM聖書学校学長、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。
インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー公式サイト(http://www.ermbible.net/)。無牧の人の為に日曜日10:30から礼拝発信 http://ustre.am/gL5a ,著書「信仰の使い方をご存知ですか?(上)(下)」「あなたは神の義をいただいていることをご存知ですか?」