【CJC=東京】イラン南部アフヴァーズで2011年12月23日クリスマス礼拝を司式中、公安当局に逮捕されたアッセンブリーズ・オブ・ゴッド教会のファルハド・サボクロ牧師が拘束されたままで健康が気遣われている。米宣教専門アシスト通信がイランのキリスト教通信『モハバト・ニュース』によるとして報じた。
サボクロ牧師と同時に逮捕されたナセル・ザメン=デフズリ、ダブウド・アリジャニ両氏は、市内カロウン拘置所に移送された。サボクロ牧師は白内障の治療を受けていたが、眼科医の接見も認められないまま。
同牧師の夫人シャナズ・ジェイザンさんが1月27日、短時間の面会を許されたが、健康状態が心配だ、と語っている。牧師は独房内で祈りと断食で大半を過ごしており、健康状態は極度に悪化、体重も減少している、と言う。同時に逮捕された2人の状況は不明のまま。