子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(6)虐待のない未来をつくるために必要なこと
このコラムでは、統計から、生態学的・文化学的な見地から、制度から、そして現場から、といろいろな立場から虐待を考察してきました。今、テレビや新聞で取り上げられるだけでも、虐待による死亡事例は年間84人(2016年度)に上ります。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(5)「無責任な判断」と「安易な常識」
虐待加害者は多くの場合、「これは指導であって虐待ではない」「しつけの一環だ」と言い訳するのが通例となっています。理由があれば、虐待行為もせざるを得ないと考えているということです。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(4)虐待の3つのキーフレーズ
虐待の問題を論じるとき、私たちはその動機を「短絡的」に見てしまいがちです。それは、虐待と向き合うということが、私たち一人一人が抱えている痛みや苦しみ、心の傷をえぐり出し、さらけ出す作業となってしまわざるを得ないからです。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(3)「子どもを真ん中に立たせる神の義」を求める
50年ほど前、子育て支援制度なんてまったく存在もしていない時代、子どもたちは、それぞれの家の周りで生き生きと過ごしていました。今から40年前、近所にガキ大将がいて、毎日外に出て遊んでいました。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(2)虐待はなぜ起こるのか、性悪説から考える
前回の記事でお伝えしたように、児童虐待の統計は増える一方です。なぜ増えるのかというと、虐待の理解が広がってきたからです。そして、虐待の定義がはっきりしてきたからだということができます。
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子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(1)数字で見る虐待の現状と現場の実情
2016(平成28)年度中に、全国210カ所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は12万2578件(速報値)で、前年から1万9千件余り増え、過去最多となりました。そのうち警察からの通告は5万4813件(同)と報告されています。
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