浦上四番崩れ
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浦上四番崩れ津和野流刑150周年、「乙女峠まつり」で行列や野外ミサ
キリシタン弾圧「浦上四番崩れ」の流刑地の1つ、島根県津和野町には153人が配流され、拷問により老若男女36人が殉教した。津和野への流刑は明治元年の1868年に行われ、今年はちょうど150周年。殉教者を偲ぶ「乙女峠まつり」が今年も開催される。
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長崎・浦上の被差別部落とキリシタン 作家の高山文彦さんが講演 東京・練馬
長崎の原爆によって壊滅した長崎市浦上地区にまつわる人々を取り上げた『生き抜け、その日のために―長崎の被差別部落とキリシタン』(解放出版社)を2年前に出版した作家の高山文彦さんが26日、東京・練馬区役所で講演した。
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牧師の小窓 (93)雲仙・長崎 キリシタンの旅・その9 浦上四番崩れ 福江等
1867(慶応3)年、キリシタン信仰を表明した浦上村の村民たちが江戸幕府の指令により、大量に捕縛されて拷問を受けました。江戸幕府のキリスト教禁止政策を引き継いだ明治政府の手によって、村民たちは全員流罪となりました。これがいわゆる「浦上四番崩れ」というものです。
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牧師の小窓 (92)雲仙・長崎 キリシタンの旅・その8 大浦天主堂 福江等
長崎におけるキリシタン殉教の地である西坂から、私たち一行は長崎市の南山手にある有名な大浦天主堂を訪れました。このカトリックの会堂は1865(元治2)年にフランス人宣教師プティジャン神父やフューレ神父らの尽力によって建立されました。
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日本基督教学会第64回学術大会、広島女学院大学で開催(2)なぜ「怒りの広島、祈りの長崎」なのか?
日本基督教学会第64回学術大会2日目にはシンポジウムが行われ、長崎外国語大学教授の小西哲郎氏が「被爆地ナガサキから」、広島女学院大学准教授の澤村雅史氏が「被爆地ヒロシマから」とのテーマで発題した。
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分断差別の歴史を超えて和解へ 『生き抜け、その日のために 長崎の被差別部落とキリシタン』(2)
この相互対立の歴史の和解に大きな役割を果たすことになるのが、本書のもう1人の主人公、スペイン出身で日本人国籍を取り、結城了悟という日本人となったイエズス会のディエゴ・パチェコ神父だ。
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分断差別の歴史を超えて和解へ 『生き抜け、その日のために 長崎の被差別部落とキリシタン』(1)
長崎県の浦上が4度の弾圧と原爆の被害を受けながらも、キリスト教信仰の受け継がれてきた土地であることはよく知られている。しかし、キリシタンが近年まで差別されてきた歴史は、あまり知られていない。
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島根県:津和野乙女峠まつり 5月3日
5月3日(火)島根県鹿足郡津和野町で、「津和野乙女峠まつり」が行われ、津和野カトリック教会から乙女峠まで聖母行列や野外ミサが行われる。
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津和野「乙女峠」―殉教の記憶と償いの思いを未来へ(2)乙女峠の歴史と乙女峠まつり 山岡浩二
乙女峠の歴史は、迫害から約20年後の1890(明治23)年、津和野を訪れた一人の神父によって新たな展開を見せ始める。フランス人のアマトゥス・ビリヨン神父だ。ビリヨン神父は、1868(明治元)年に来日(長崎大浦天主堂)し、主に西日本で布教活動を行っていた。
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津和野「乙女峠」―殉教の記憶と償いの思いを未来へ(1)津和野藩のキリスト教徒迫害史 山岡浩二
島根県の西端に位置し、山口県と境を接する小さな城下町・津和野。JR山口線津和野駅の裏手から谷あいの小径(みち)を徒歩で5、6分ほど登ると、小さな十字架を戴(いただ)いたキリスト教のお堂が見えてくる。「乙女峠マリア聖堂」だ。
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弾圧・原爆を越え、400年の信仰の歴史持つ長崎・浦上 今年オープンの「浦上キリシタン資料館」を訪ねて
長崎市の浦上天主堂(カトリック浦上教会)の前にある商店街から歩いて3分ほどの場所に、今年1月に開館した「浦上キリシタン資料館」がある。
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隠れキリシタン・浦上四番崩れ・原爆投下 浦上天主堂の壁にキリスト教信仰400年の歴史を投影 6000人が見守る(動画あり)
長崎原爆の日の前夜、浦上天主堂では「浦上天主堂再現プロジェクト」が行われた。コンピューターグラフィックス(CG)を使った映像で、浦上天主堂の歴史や原爆の被害を再現する試みだ。8日は4回の上映が行われ、上映前から整理券を待つ人の行列ができた。
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「浦上キリシタン資料館」が5月5日にプレオープン 「浦上四番崩れ」などキリスト教弾圧の歴史を紹介
カトリック長崎大司教区は記者会見を行い、隠れキリシタンに関する資料の収集・展示を行う「浦上キリシタン資料館」を開館すると発表した。同資料館のプレオープンとして、5月5日から6月下旬まで、開館予定の場所で長崎県内の教会の写真展が開かれる。
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