菅野直基
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
「こわれもの注意」と貼られた荷物が宅急便で届きました。このシールが貼られた荷物は丁寧に扱われます。私たち人間には、そのようなシールは貼られていません。しかし、人間は実際、強そうに見えても弱い存在です。
私たちクリスチャンの人生は「板挟み」の人生です。天国を本当に信じ、天国の素晴らしさを知ったら、「この世にとどまっているよりも早く天国に行きたい!」と思うのが正常です。しかし、そう簡単にこの世を去れない事情があります。
「急がば回れ」は「危険な近道よりも、安全な本道を回った方が結局早く目的地に着く。成果を急ぐのなら、一見遠回りでも着実な方法をとった方がよい」という意味のことわざです。
時々、人を注意して指導しなければならなくなる立場に立たされることがあります。それが子ども相手ならいざ知らず、大の大人が相手なら、つらいものです。どんな人でも、人から注意されたり、批判されたりすることはうれしくないからです。
ゴスペルソングに「もう振り向かない」という曲があります。その一節に「もうつぶやかない」という歌詞があります。若い人にとっては「つぶやく」と聞くと、X(旧ツイッター)を思い出すかもしれませんが、不平不満のことです。
ある日、お父さんが大切にしている食器を、息子が間違って落とし、割ってしまいました。お父さんに「ごめんなさい」と謝りました。お父さんは、すぐに怒りが収まりませんでしたが、息子に「もういい。これからは気を付けなさい!」と赦しを伝えました。
ある駅で、ホームレスの男性がボールペンを売っていました。一人のビジネスマンがやって来て、100円を払ってすぐ電車に乗りました。しかし思い直して、次の駅で降りて戻ってきました。
「人を赦(ゆる)さない心」は、自分を苦しめます。しかし、「赦す」ことで自由になります。「赦し」とは、ただ一回切りのことではなく、現在進行形であり、終わりのないプロセスです。ですから、何度も途中で赦せなくなって裁きたくなることが起こり得ます。
旧ソ連の詩人であり小説家のポリス・パステルナーク(1890〜1960)は、「人は生きるために生まれる。生きる準備をするために生まれるのではない」と語りました。人生は、丸々本番。「こうなったら〜なのに」という生き方はやめましょう。
人から相談を受けることがあります。その時心がけるのは、その問題を自分事として向き合いながら聞くことです。同時に、神様はどのように解決したいと願っているかを祈りながら答えます。
どうしたら友達と仲良くなれるでしょうか。①正直であること、②交わりを持つこと、③相手の事を考えること。お互いに正直でないと、緊張し、関係に隔たりができてしまいます。
神を信じて生きていても、人生が好転しないどころか、雲行きが怪しくなり、悪い状況に陥ってしまうことがあります。正確にいえば、悪い状況ではなく、悪く見える状況です。
時々「私は名ばかりのクリスチャンです」という言葉を聞くことがあります。初めて聞いたとき、「おや?それは一体何のことだろう!?」と感じました。「能ある鷹は爪を隠す」といわれますが、「謙遜されているんだろうか」と思いました。
生きていると、嫌なことが起こります。嫌なことが起こるというのが、生きている証拠ではないでしょうか。一つ一つは小さなことでも、それが積み重なると怪物のようになります。その日の問題は、その日のうちに解決するようにしています。
病気になって、健康のありがたさに気付くことがあるものです。健康は当たり前ではありません。また、諸問題やトラブルに遭うことで、順調に事が進むことのありがたさを感じるものです。
「気分がさえない」「体調が優れない」というのは、体が発する「黄色信号」です。今のままだと、やがてそれが「赤信号」に変わり、うつになったり、健康を損なったり、心や体の健康を損なってしまう可能性があります。
日曜日は、私たちの罪のために十字架にかかり、死んで墓に葬られ、3日目によみがえったイエス・キリストを記念して礼拝をささげます。牧師が、日曜日の説教でこのようなお話しをしました。「天国ではお金は大事ではないんですよ」
私のもともとの性格はクヨクヨ人間で、心配性です。気になることがあると夜も眠れなくなってしまうことがありました。そんな私が、クヨクヨを吹き飛ばし、心配を消し去り、夜ぐっすり眠れるようになった理由は、神を心から信じているからです。
未来に希望が持てない子どもが増えています。未来像に影響を与える親の姿を見て、失望しているからかもしれません。親は子どもの未来を考えて教育に一生懸命になり、犠牲を払って投資します。子どもは親の期待に応えようと一生懸命勉強に励みます。
「好ましい状況」とは、願った通りに物事が進み、飛ぶ鳥を落とすような勢いのあるときです。「思わしくない状況」とは、差し迫った危険や不都合があるさま、あるいは、景気や進捗などが、成長や進展を見せず止まってしまっているさまを指します。