
菅野直基
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
耐え難い苦しみの一つが、孤独ではないでしょうか。文字通りの独りきりというよりも、人々の中にいるのにコミュニケーションが持てないのが孤独の苦しみです。自殺をする人の統計を見てみると、一人暮らしの人より、むしろ…
人を責めるとき、「私は正しい! あなたは間違っている!」と、心で叫んでいるものではないでしょうか。しかし、相手を責めても、落ち込ませるか、逆ギレさせるかのどちらかです。結果として、互いに傷つけ合い、何のプラスにもなりません。
人の言葉に極度に反応する人がいます。褒められると舞い上がり、けなされると落ち込んだり、腹を立てたりします。自分の真の価値を知っている人は、人から褒められたからといって舞い上がることはありません。
結局、自分の人生を変えることができるのは、他の誰かではありません。家族でも、政府でも、会社でもありません。私です。あなたです。神は人間に、自由意志を与えられ、自分で選び、自分で決断し、生きていく自由を与えられました。
人は思い通りにいかなくなると、イライラするものではないでしょうか。願った通りに進まないと、不安になり、拒絶されたように感じるからです。そんなとき、信仰を働かせたらよいのです。
日曜日は、丸一日教会で奉仕をします。通常2回の説教をしますが、肉体的に疲れきってしまうことがあります。しかし、礼拝の後に聖書の学びや交わりをしていると、多くの場合、元気を取り戻します。
人生とは、時間の積み重ねです。時間ほど尊いものはありません。人を愛するとは、その人と共に時間を過ごすことではないでしょうか。仕事を愛する人は、仕事のために多くの時間を使いますし、その時間が楽しく、幸せを感じます。
明日のことを心配して、夜眠れなかったという経験を何度もしたことがあります。明日になって、心配したことが起こらなかったこともありました。また、明日になって、心配したおかげで、その事に十分備えることができたので、余裕を持っ…
人生は、思い通りにいかないから楽しいのではないでしょうか。神は、人生に味付けをするかのように、時々試練を与えてくださいます。ちょっとスパイスが効き過ぎに感じることがあるかもしれませんが、それくらいでないと、現状にあぐらをかいたり、眠りかけ…
目覚ましい働きをすると、誰もがたたえてくれるものです。それが、身内や親しい人ならなおさらです。しかし同時に、ねたみの感情を持たれてしまうことがあります。その人は、表向きでは「素晴らしいですね!」「よくやったね!」とエールを送り、拍手を…
人生において、楽しいことばかり起こるとは限りません。半分は楽しいことが起こっても、もう半分はつらく悲しいことが起こるものです。たとえ、楽しみの方が悲しみより多かったとしても、少しの悲しみが、多くの喜びを破壊してしまうことさえあります。
社会の第一線で活躍するクリスチャンから、相談を受けることがあります。「純粋に神様に従っていこうとすればするほど、苦しくなるのです。今の職場をやめるべきか迷っています。どうしたらいいでしょうか」
米国のドナルド・トランプ大統領は20日の就任演説で、米政府の認める性別は「男性と女性の2つのみとする」と語りました。これは、聖書が語る性別と同じです。「神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを…
「やる」。これに尽きます。しかし、ただ何でもかんでもやればいいという意味ではありません。まず自分を知り、自分の使命を知った上で、今ここでやるべきこと、求められていること、やらずにはおれないことをやるという意味です。
人は誰でも失敗します。しかし、その失敗を通して何かを学ぶことができたら幸いです。なまじっか失敗をしないで大人になった人は、かえってかわいそうだと思います。「若い時の苦労は買ってでもせよ」といわれますが、若い時の失敗はとても良い経験になり…
人生を振り返ってみると「幸せな人生だった」と感じます。声を出して「幸せだ!」と叫びたいくらいです。しかし、その幸せがもたらされた影に、一本のとげがあります。そこには痛みが伴います。経済問題です。
毎週3回、私の住む新宿区から委託された業者の人が、ゴミの収集に来てくれます。たまったゴミを袋に詰めて、家の前に出しておくと、持って行って処分してくれます。袋に入れたゴミが少ないときには、次回に繰り越すこともありますが、大掃除をしたとき…
「人間」という漢字を「人の間(あいだ)」と書かせるのは、人と人との関係の中で生きる存在だからなのでしょうか。人は一人で生きていけない。私は、ひとりぼっちも経験したことがありますし、たくさんの仲間に囲まれることも経験したことがあります。
人類史上最大の戦いが、ゲツセマネの園で行われました。ゲツセマネとは「油しぼり」という意味ですが、イエス様は、油ではなくご自身の血潮をしぼり出すかのような格闘をされました。
傷を受けると「この痛みは誰にも分かってもらえない」と思いがちです。しかし、本当は誰でも同じような傷を経験しているので、みんな分かり合えるはずです。人は皆、いろいろな痛みや悲しみを経験し、それを乗り越えながら生きています。