メッセージでは、人命を奪う恐ろしい攻撃が生じた悲しみに深く衝撃を受けていることを述べると共に、ノルウェーの指導者層、一般国民および社会全体がオスロとウトヤ島での爆発・乱射事件で衝撃を受けていることについても語られた。
同時に今回の攻撃を受け、「ノルウェー国民、諸教会、当局が深くひとつになっていくことを願います。今回の一連の攻撃によってWCC全体に衝撃が走った一方、改めて私達が憎しみ、暴力、差別、不寛容のない世界となるためにより力を入れて取り組んでいかなければならない重要性を深く考える機会も提供されました」と述べられた。
WCCはノルウェーの諸教会、社会そしてエキュメニカル運動に不可欠なキリスト教モラル・価値観をさらに深め、促進させていくためにノルウェー教会協議会を全力で支援していくという。
民主主義国家としてのノルウェーとその国民、特に事件の犠牲者となった人々の家族のために祈り、ノルウェーおよび世界中がこのようなテロ攻撃による傷を克服し、その結果生じる惨事をも克服していくことができるように祈り続けていくという。