東京・淀橋教会(峯野龍弘牧師)で15日に開かれたオンヌリ教会(ハ・ヨンジョ牧師)主催「ラブソナタ」東京大会説明会でハ師は、文化宣教「ラブソナタ」が「(日本の)若者をはじめ、多くの人々を教会に来させる『(日本福音化の)新しい波』となる」と語った。
ラブソナタ東京大会は、7月24日午後7時から9時までの2時間、さいたまスーパーアリーナで開かれる。韓国ドラマ「朱蒙(チュモン)」の出演者をはじめ、男性ソロダンスアーティスト「ユ・スンジュン」、大阪での日本CGNTVの開局セレモニーにも参加し大きな注目を集めた「チェ・ジウ」も出演する予定だ。出演者についてハ師は「芸能人の中でも、真実のクリスチャンたちが参加する」と説明した。
ハ師は「これからは文化宣教の時代だ」と公言し、これまで日本宣教に大きな影響を及ぼしたビリー・グラハムの福音主義宣教、CCC(キャンパス・クルセード・フォー・クライスト)やUBF(ユニバーシティ・バイブル・フェローシップ)などの学生宣教団体による弟子訓練宣教、また純福音教会の聖霊運動を通した宣教など、海外から来た宣教運動の流れを振り返り、「これからは文化コンテンツを通した文化宣教がこの地の若者をはじめ、多くの人々を教会に来させる『新しい波』となる」と語った。
またハ師は、日本の教会が増えることを願うが重要なのは連合することだとし、「日本の教会が協力して、千から2千名の連合聖歌隊を結成してくれたらこれほど嬉しいことはない」と話し、大会をきっかけに日本のすべての教会が、教団教派を超えてイエス・キリストの中で一つになってほしい、との願いを伝えた。
「今回のラブソナタでは一万人以上の未信者を伝道したい」と目標を掲げながらハ師は、参加した関東地域の牧会者らに「種は私たちが蒔きますが、実(み)は皆さんが受けてほしい」と述べ、今回の行事はただ日本宣教のためのものであることを改めて強調した。
ハ師は、「多くの努力があったが、日本宣教の実が小さいことは事実だ。しかし神さまはあきらめられない」と述べ、「日本が変わればアジアが変わる」と強調。さらに、韓国が聖書における「祭司」の国となること、また、台湾が変わるときに巨大な中国を変えることが出来ることを述べ、「日本・韓国・台湾」の3つの国が変わればアジア全体を変化させることができるとした。さらに「福音によって中国が変わればインドが変わる、インドが変わればイスラムさえも崩すことが出来る」と大きな世界宣教のビジョンも示した。
ハ師は、「福音が入れば日本は韓国より大きな霊的な影響力を及ぼせる」「西洋の宣教師からのバトンが韓国と日本に渡されている」と日本に対する大きな期待を示した。
東京大会のあとにはさらに札幌、仙台での開催を予定している。今年すでに開かれた沖縄と福岡、大阪での集会はいずれも大成功に終わった。
ハ師は、「今年の主要6都市の集会が終わったあと、来年には広島、長崎、新潟など、ほかの都市でも開催したい」と今後の計画を明らかにし、「ラブソナタだけで日本宣教のすべてが解決できるとは思わないが、リバイバルのきっかけとして、日本宣教がアップグレードすることを願います」と話した。
ハ師は現在、健康上の理由から東京池袋付近にアパートを借り、治療のため一週間に3度通院しながら今大会に向けて準備している。願いは現在7千個ある日本教会が1万個に達し、信徒数2千名以上の教会が20個以上できることだという。
ハ師は、「ラブソナタは日本人のための集会。日本の教会が大きくなってこそ日本が福音化されるだろう」「神が与えられた日本宣教へのビジョンを互いに分かち合い、力を得てほしい」と日本の教会に熱いエールを送った。