日本福音同盟(JEA)社会委員会が4日、信仰の自由セミナーをJECA朝顔教会(東京都世田谷区)で開催。憲法問題・日の丸君が代強制問題・戦争と平和についての講演があった。主催側関係者の話でわかった。
主講師の笹川紀勝氏(明治大教授、日本キリスト教会南柏教会員)は、憲法学者の視点から天皇制と教会が衝突すると話した。また、自民党が象徴天皇を維持しようとする点を批判した。
都立高校教員の岡田明氏は都教育委員会が都立学校校長を通して「国旗に向かって国家を斉唱すること」を強制したとして、他の教員とともに東京地裁に提訴したことを明かした。
水草修治牧師(同盟基督教団)は、イエスキリストが山上の説教で平和主義を教えたとして義戦論を批判した。このほか、クリスチャン新聞編集顧問、根田祥一氏の講演があった。