米国で起きた同時多発テロから5年が経過した。10日、犠牲者の遺族を教会員に持つウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京・新宿区)では、主日礼拝の中で、出席者全員が1分間の黙祷をささげた。
10日に淀橋教会で行われた主日礼拝で、同教会主管牧師の峯野龍弘師は、礼拝出席者の中に5年前の同時多発テロで犠牲者となった遺族がいることにふれ、教会員一同は、「テロの被害者、またその遺族、そして世界の平和」を願い、1分間の黙祷をささげた。
米ニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」では、11日午前(日本時間同日午後)、遺族やブッシュ大統領が出席して追悼式が行われる。