駅前の路上や教会、クリスチャンショップなどでオリジナルのトラクトや小物などを販売しながら伝道活動をしている現役大学生のクリスチャンアーティスト・小倉香織さん、他3組のアーティストが出展したグループ展「〜ここにあること〜」が3日、銀座のギャラリー・スコットで開催された。今回、小倉さんはイラストの原画・本・グッズ等の展示や販売を行う。「愛と癒しのメッセージを発信したい」と小倉さんはこのギャラリーに対する意気込みを語った。
彼女が活動を始めたのは04年高校3年生の時。神様の愛を自分なりの方法で周囲の人たちにも伝えたいと、以前から得意であったイラストに聖書の御言葉を載せてみたことがトラクト伝道のきっかけとなった。教会やクリスチャンだけでなく、路上でも仕事に疲れたサラリーマンや就職したばかりの新入社員など多くの人が、彼女の描くかわいいイラストと心癒される言葉を見てその作品に興味を持ってくれるという。「お客さんに『励まされた』『何だか安心しました』などと声を掛けてもらえることで、私自身も励まされています。神さまの言葉には力があることを改めて実感しますね。」と小倉さんは嬉しそうに話す。
また、「今こうして活動していること自体、本当に神さまに感謝しています。自分の言葉で、またわかりやすいものから、一般のお客さん達に神さまから生まれる愛や生きていくためのヒントを伝えられたらいいなと思います。」と彼女の人生をどんな時も変わらずに導いてくれた神さまや彼女の作品を見てくれるお客さん達に対する真摯な思いを語った。
ギャラリー「〜ここにあること〜」はゴールデンウィークの間、8日まで行われる予定。連休中、家族や友人、恋人と一緒に遊びに行くにも、またノンクリスチャンの伝道の機会にもおススメのスポットだ。ギャラリーに関する詳細、問い合わせは、ギャラリー・スコット(電話:03・3573・3733、ホームページ:http://www.ginza-kosin.com/)まで。