27日のペンテコステに、英国ではロンドンのサッカーチーム「ウェストハム・ユナイテッドFC」のホームスタジアム「アップトン・パーク」を会場として行われる大イベント「全世界祈祷日(The Global Day of Prayer)」に向けて、同イベントの実行委員会は5月の間、祈りと断食によって互いに連合してくことを呼びかけた。
ロンドンでの全世界祈祷日には、英国国内のクリスチャンが教派、年代、経歴など様々な違いを超えて集まり、首都ロンドンのために祈る。会場のアップトン・パークは約3万5千人を収容可能で、会場が満員となる参加を目指している。
実行委員会は、「断食は公表されずに隠れてしまいがちであるが、全世界祈祷日の成功にかかすことができないイベントの計画や運営に目に見えるかたちで働きかけてくれる」と語り、世界祈祷日のために祈りと共に断食も求めた。
ロンドンでの全世界祈祷日の発起人であるジョナサン・オロイド師は「今まで、ペンテコステまで、またそれからも断食を行い、祈りを強める必要があると感じてきた」と語っている。
英国では07年を「A Year for London」として、1月1日から12月31日まで休まずロンドンのために祈る運動が行われており、全世界祈祷日に向けた祈りと断食もこの運動と協力しながら行われる。
オロイド師も、「我々の祈りが教会を満たし、英国全土にまで祈りが広がるように祈ろう」と、英国のクリスチャン達に、全世界祈祷日のための祈りと断食を呼びかけている。