日本キリスト教協議会(東京・新宿、以下、NCC)は15日、8日に起きたパキスタン大地震の被災地に送る献金の詳細案内を公式サイト上で発表した。
献金は、NCCが加盟する国際的キリスト教人道支援ネットワーク、「ACT」(Action By Churches Together)を通して現地に送金される。
NCCは地震発生翌日の9日に献金呼び掛けの第一報を発表。今回の第二報によると、在日大韓基督教会と日本聖公会からの募金に、NCC緊急支援基金からの拠出金を合わせ、今月17日に1回目の送金として150万円を送る。
NCCがACTの仮アピールとして発表したところによると、11日現在までに判明した被害状況に基づいて計算された支援総額は約9億円、うち献金必要額は7億1600万円に上る。被害の全容が明らかになるにつれて正確な額を発表する。
献金は物資配給と医療テントの設置、医療キャンプの開設等に用いられるとのこと。物資はパキスタン1万5千世帯、インド1万世帯を対象に食糧、テント、毛布等の生活必需品を含む。
また、1家族分の食糧配給に8千円、テントに2万円が必要という。NCCは、継続的な祈りと募金の協力を各方面に呼びかけた。詳細はNCC事務局(電話:03-3203-0372)まで。
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