4月29日午後2時、大和カルバリーチャペル(大川従道牧師、神奈川県大和市)が企画する新しいスタイルの礼拝「J.PLUS」(ジェープラス)がスタートした。ライブさながらの大音量の賛美と、パンチの効いた聖書のメッセージに、250人の若者は感動の拍手で主の御名を褒め称えた。若者の世代に対象を絞った本格的な礼拝がいよいよ姿を現した。
この日メッセージを担当したのは、青年礼拝担当牧師の小崎淳広師。イザヤ書43章4節から「あなたは神さまによって高価で尊い存在とされる価値あるもの」と若者たちにストレートに伝えた。スクリーンに映像を流して視覚から直接的にメッセージの内容を伝えるなど、随所に工夫は絶えない。
20分という短い時間の中で伝えるために内容が洗練された説教は、集まった一人ひとりの人生の「一瞬」を神に引きつけた。
「若者の集中力は15分と言われています。その時間に合わせた端的なメッセージ。短い時間ですが、その中でどれだけのものを伝えられるかですね。メッセンジャーはみんなよく考えていますよ」と小崎師は語る。
50分の礼拝終了後、3つのグループに分かれて「分級」の時間が持たれる。メッセージを分かち合い、賛美し祈るなど、活動はそれぞれの年代に合わせ様々。月に一度の特別イベントプログラムも予定している。
今後は、「人生を立てあげる」ための本格的な勉強と訓練のプログラムを準備していきたいという。品性と人格の成熟を目指し、誰かのために喜んで生きることを実践していく。
青年礼拝を担当する4人のメッセンジャーのうちの一人梶山直樹牧師は、「ただたくさんの若者が集まるだけじゃなくて、自分たちが自発的にやっていきたくなるくらいのものを作りたいね」とこれからの方針を語る。
同師は、「クリスチャン率は1%っていうけれど、協力していけばなんでもできるよ。ノンクリスチャンが満たされて、外へ外へ出て行くように、彼らを引き出して、整えて、送り出していく必要がある」と語った。
5月3日から4日にかけて行われる同教会の献堂記念聖会7周年に向け、翌30日には青年たちの交わりを中心に午後から「オープニング・セレブレーション」が行われるなど、青年たちの活動はますます盛り上がりを見せている。
詳しくは青年礼拝J.PLUSのホームページ(http://jplus.cc/)まで。