今月2日から全国10地区で開催されている超教派修養会「日本ケズィック・コンベンション」の箱根大会が20日から、会場の箱根ホテル小涌園で始まる。箱根大会は各地のケズィック大会の中でもっとも歴史が深く、今年で開催46回目を迎える。今年も全国各地から集まった聖く深い信仰生活をめざすクリスチャンたちが、箱根の山を登る。
今年は主講師に、英国ムアランド・カレッジ校長を務め、卓越した説教者として知られるスティーブ・ブラディー博士と、故オスワイド・スミス博士の牧会したカナダ・トロントのピープルズ・チャーチ主管牧師でケーペンレー聖書学校校長のチャールズ・プライス博士を迎える。日本ナザレン教団理事長の齋藤清次師、日本ケズィック中央委員長の峯野龍弘師も講演する。
語られるメッセージの強調点は、「聖書的・個人的・実践的きよめ」であり、教派教団を超えた聖書全巻におよぶ調和の中からの語りかけ「バイブル・リーディング(聖書講解)」がなされる。参加教派・教団は40以上。関東、関西では第1回大会から半世紀にわたって毎年開催されてきたが、今年は東北で初めて開催するなど、刷新と活性化を狙っている。