「アルファ・コリア」と在日韓国基督教総連合会(李チョンギル会長、以下、在日韓基総)は23、24日の2日間、世界143カ国が用いる伝道教材「アルファー・コース」を学ぶカンファレンスを在日本韓国YMCA(東京・千代田区)で開催した。「アルファ・コリア」代表の李サンジュン宣教師が講演し、教会が失われた魂を探すことに焦点を当てるべきことを強調した。牧師や信徒ら約200人が全国から参加し、教会成長に関する活発な議論が行われた。
「アルファ・コース」とは、キリスト教信仰を誰でも分かりやすく知ってほしいと、英国のホーリー・トリニティ・ブロンプトン教会で始められた伝道用プログラム。家庭的な雰囲気の中で交わり、そこでの証しを通してわかりやすく学びを進めるこのコースは、聖書的でありかつ実践的であると、内外から高い評価を得ている。
趙南洙(チョ・ナンス)在日韓基総・関東地方会会長(日本同盟基督教団招待キリスト教会牧師)はあいさつで、日本でのカンファレンス開催を評価し、「(日本人の)魂の救いを願う心で参加してほしい」と語った。
李サンジュン・アルファ・コリア代表は講演の中で、「(『アルファ・コース』を実践して)教会が信徒の移動成長ではなく、未信者の回心によって成長している」と分析し、「神様が最も喜ばれる教会は、失われた魂を探すことに焦点を合わせる教会だ」と強調した。