韓国・春川市で1992年に結成されて以来驚異的な成長を見せたホーリー・クラブによる「聖市化(ホーリー・シティー)運動」が日本でも実施されることとなり、中央聖書神学校(東京都豊島区)で27日、準備委員会が発足説明会を開催した。日本からは三森春生氏(インマヌエル王子キリスト教会牧師)、長屋勇氏(十条キリスト教会)らが、韓国からは田溶泰(ジェン・ユンテ)、杜上達(ドゥ・サンダル)、梁仁平(ヤン・インピョン)韓国聖市化運動共同代表らが参加し、韓国内での活動内容、運動の意義と展望について話し合った。
ホーリークラブは、不信、不正、犯罪の蔓延する世俗化した都市の完全福音化を目指す。立法機関議員らに聖書のみことばを伝えることで、法律で解決できないこれらの問題にキリストの愛で取り組むべきことを伝えてきた。韓国では、96年に発足した聖市化運動が、判事や弁護士などの法曹界指導者、新聞社長、市長、大学長ら諸機関代表、実業家にまで波及した。
28日は同運動具体化に向けての協議が行なわれ、発起人会が結成される。場所は中央聖書神学校。午後2時から。問い合わせは中央聖書神学校(電話:03・3918・4925)まで。