アフリカのキリスト教のうち特にペンテコステ派教会が飛躍的な成長を遂げているという。世論調査機関ピュ−・リサーチセンターは、「南米、アフリカ、アジアの3大陸でキリスト教がペンテコステ運動の影響によって大きな成長を遂げている」と明かした。
特に、ジンバブエなど南部の諸国でペンテコステ運動が際立っている。同機関によると、これらの国家が植民地から自治国家として独立した1950年から1960年頃にかけてペンテコステ運動が著しく成長した。現在、ペンテコステ派教会は全アフリカ人口の12%、1億700万人を突破したという。
ピュ−・リサーチセンターは、ペンテコステ派らが現在のペースで成長を続けた場合、アフリカの数多くの国でキリスト教が政治的に影響力をもつようになるとみている。