大和カルバリーチャペル(神奈川県大和市)で数々の「宴会」を賑わせてきた「ジョイフルクワイア」。毎週日曜午後4時から開かれていた「宴会礼拝」が15日最終日を迎え、礼拝後、これまでの歩みを振り返り一人ひとりが賛美にこめた思いや仲間との思い出を語った。
食卓を囲み、皆で賛美と祈りを捧げ、それぞれ仲間との語らいを楽しみながら倉知契師 (副牧師) が向けるマイクを通して感想を伝える。
「トラクトをみて教会に来ました。宴会礼拝が無ければここにいないと思います。そしてジョイフル (クワイア) がなければこんなに長い間、教会にいなかったと思います。」
「ジョイフルで皆が一緒に神さまを賛美できた。恵みと勇気をもらって感動しています。ジョイフルがなくなっても、新しい形で神さまに賛美できればと思います。」
「友達に誘われジョイフルに。賛美が特別なものになりました。神さまに賛美する喜びを感じました。」
――各テーブルを回りジョイフルクワイアでの感想を尋ねる倉知師。メンバーの飾り気の無い純粋な言葉に、笑顔と拍手が飛び交う。――
「私がここにいるのは本当にみんなのおかげです。ただ感謝です。大好きです。ありがとうございました。」
「長い間ありがとう、私はあんまり歌が上手じゃないけど、ジョイフルに参加してから歌がすきになりました。ジョイフルが無ければ賛美することが無かった、感謝しています。」
「客観的に歌がうまいと感じなかったんですけれど、 1つの声だと思いました。一人ひとりが輝いていて私も入りたいと思っていました。入ってよかった。このまま天国に行きたいと思いました。」
尽きない感動が語られ、一人の想いを皆で感じる共通の感激に満たされる中、倉知師が「今日まで続けて来れたことを感謝しています」と思いを語った。
「ジョイフルは神さまの時が来たので、新しい歩みを始めようと思っています。心の内側ではやめたくないという思いがありました。解散したくないクワイア。神さまの油注ぎがあるクワイアでした」と倉知師は『すばらしかった、ほんとうにすばらしかった』と感動があふれるように語った。
倉知師はこれからのメンバーの歩みについて「神さまの臨在がたくさんあった。そこから離れることのないように、霊的な『深み』を守っていってほしい。みんなで賛美をしているときには周りに守られます。しかし来週からは一人ひとりです。神さまはそうやってみんなに訓練を与えてくださり、この教会に次のステップを用意して下さっています。その時に『私はいつでもどこにでも行くことができる』という準備をして、恵まれていってほしい」と伝えた。
神さまに呼ばれ、共に賛美し成長してきた仲間たちは、新しい道でそれぞれの形の賛美を捧げる。
「最高でした」と語る倉知師「また集まる時、主を賛美していきたい」と、メンバー全員が変わらぬ思いで主を見上げ賛美し続けることを願った。
ジョイフルクワイアの結成は03年。「一度でも参加したら、ジョイフル」という神の子として永遠に変わらない身分をベースに、これまで150名以上のメンバーが主の宴会で賛美を捧げた。