3千人以上のゴスペルシンガーが参加し、数え切れないほどのファンが押し寄せるゴスペル音楽業界最大のイベント「GMAミュージック・ウィーク2007」が今週末から始まるのを前に、本格的な準備が始まった。
ミュージック・ウィークは21日から25日にかけて、テネシー州ナッシュビルで開催される。今年、ゴスペル音楽で最高の栄誉とされる「ドーヴ賞」(第38回)の候補者には、TobyMac、カーク・フランクリン、Take 6らがエントリーされている。
GMAミュージック・ウィークでは、才能溢れる様々なゴスペルシンガーたちが曲を存分に披露できるようにと、数多くの会場が用意されている。「グリーン・ルーム」と名づけられた会場では、Third Day、Jermy Camp、ショーン・マクダナルドら多数が登場する予定だ。
ライマンホールで25日に行なわれれる、マイケル・W・スミス司会の日曜日夕方の礼拝には、ヒルソング・ユナイテッドとフィル・ドーリー牧師(ヒルソング教会)が出演する。
また、今回のミュージック・ウィークでは、ブラックゴスペルとアーバンミュージックのための特別企画が用意されている。
GMAの最高経営責任者もつとめるジョン・W・スティル会長は、「GMAミュージック・ウィークの参加者がキリスト教音楽、ゴスペル音楽のランキングを反映することを願っている。つまり、ブラック・ゴスペル、アーバン・ミュージックの歌手や関係者がGMAにとって重要なターゲットということだ」と特別企画の理由を説明した。
「GMAミュージック・ウィークは、キリスト教音楽業界、ゴスペル音楽業界のすべての人が集まり、新しい曲を聴き、新しい(音楽の)ビジネス方法を学び、我々の音楽に対する情熱を新たにし、3千人以上の業界人が交流をもつことができるひと時だ」とスティル会長は、まじかにせまるゴスペル音楽業界最大のイベントに期待を寄せている。