「リヴィング・レジェンド」と評される米国スターのクリスチャンミュージシャン、スティーヴィー・ワンダーの3年ぶりの来日公演が17日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナからスタートした。
この日は、オリジナルアルバムとしては10年ぶりとなる最新アルバム『タイム・トゥ・ラヴ』の収録曲『ソー・ホワット・ザ・ファス』や『マイ・シェリー・アモール』、『迷信』、『永遠の誓い』など26曲、ポップス史を彩る珠玉の旋律が次々と約2時間にかけて披露された。56歳となった今も変わらぬ少年のような無邪気さや瑞々しい生命力、歓喜に満ちた透き通る伸びやかな歌声を開場に集まった約1万7000人の観客の前に聴かせてくれたスティーヴィー。
この来日を記念して、CD購入者には彼が愛用するハーモニカと同じモデルが抽選でプレゼントされるキャンペーンがあったほか、10日には来日記念盤として究極の2枚組ベストアルバム『The Definitive Collection』(税込3400円)も発売された。来日ツアーは28日まで名古屋(20日)、宮城(24日)、大阪(27、28日)を巡り、日本全国で開催される予定だ。