静岡県のホテルで開催された日本ペンテコステ親交会主催「第42回教役者大会」の主講師の一人、ローランド・ベーカー師が4日、東京・新宿シャローム教会で講演した。ベーカー師は、同師が現在アフリカで支援している孤児院の子どもたちをスクリーンで紹介しながら、神を知ることによって、たとえ困難の中でも喜びを持って生きる子どもたちの姿を伝えた。ベーカー師は会衆に、「何年間教会に通ったかではなく、私たちが願うことは主を探すことだ」と語った。
ベーカー師は妻ハイディー師とともに、アフリカで約5000人の子どもたちを世話している。これまでに5000以上の教会を開拓したことで世界的な注目を集め、現在は世界のリバイバルのために各国を巡り渡っている。
講演でベーカー師は、「地の果てまで福音を伝えなさい」との聖書の御言葉に導かれ、世界でもっとも貧しいところへ行こうとチベットを宣教地に選んだ祖父の意思を受け継ぎ、「一番貧しいところへ」と宣教地のアフリカ・モザンビークを選んだことを証しした。また、アフリカでの宣教を振り返り、自身と、また現地の子どもたちに起こった聖霊の働きを熱く語った。
講演後、ベーカー師に祈ってもらおうと会場にいた多くの人々が壇上に上がり、同師から祈りの按手を受けていた。