関西学院大学図書館は9月21日(日)〜27日(土)まで、丸善・東京日本橋店4Fギャラリーで展覧会「近代への扉〜関西学院大学図書館所蔵資料展〜」を開催する。時間は10時〜20時。ただし、21日(日)と23日(火・祝)は19時、26日(金)は17時まで。入場無料。
会場では、関西学院大学図書館の貴重なコレクションの中から、近代日本に多大な影響を与えた図書資料約80点を展示・紹介する。
西洋のみならず近代日本の精神文化の基礎となった聖書をはじめ、アダム・スミス『国富論』(河上肇署名入)などの経済学と会計学の貴重書、与謝野晶子の歌集と新発見の書簡・添削原稿などを中心とした近代短歌資料、近世阪神地域の灘酒造業を描いた古文書など、日本の近代に多大な影響を与えた図書資料約80点を紹介する。また、山の上ホテルなど多くの建築で知られるW.M.ヴォーリズによる関西学院キャンパスの設計図が公開される。
会期中は会場内でのライブラリートークも開催する。同展覧会の詳細については、関西学院大学図書館ホームページを参照。
<展示資料>
聖書関連資料、経済学・会計学関連資料、近代短歌関連資料、地元(阪神地域)関連古文書資料、W.M.ヴォーリズ関連資料。
<ライブラリートーク>(約30分)
■9月21日(日)14時〜
「顔のみえる大学図書館をめざして〜特別文庫を中心に〜」
関西学院大学図書館長・経済学部教授 井上琢智
■9月23日(火・祝)14時〜
「キリスト教が拓いた日本の近代文化」
関西学院大学宗教主事・文学部教授 田淵 結
■9月26日(金)18時30分〜
「関西学院の創立から未来へ」
関西学院大学学長・商学部教授 平松一夫
協賛:丸善株式会社、株式会社紀伊國屋書店、株式会社雄松堂書店、株式会社図書館流通センター、日本ファイリング株式会社(順不同)
後援:関西学院同窓会、関西学院後援会、関西学院高等部育友会、関西学院中学部P.T.A.
同展覧会に関する問い合わせは、関西学院大学図書館(0798-54-6121)まで。