JR東京駅近くの丸の内トラストシティで22日、東京福音センター(東京都中央区)の主催するクリスマスコンサートが開かれ、約110人が聴きいった。同センターの聖歌隊が「オー・ホーリー・ナイト」など3曲を披露したほか、同センターの主任牧師でゴスペル歌手でもある万代栄嗣氏が、オリジナルのゴスペル曲を熱唱した。万代氏は、「イエス・キリストの誕生には幸せの鍵がある」と語り、「徹底的な愛があなたのためにも用意されています」とイエス・キリストの誕生によって示された神の愛を説いた。
コンサートは、クリスマスの本当の意味を知ってもらいたいと、同センターが毎年開催している。この日は、万代氏がリーダーを務める「がんばるばんど」メンバーのいちかわゆうじも駆けつけ、デュオの美しいハーモニーを響かせた。
万代氏は、「(イエス・キリストの誕生から2000年たっても)人の罪深さや汚さはこれっぽっちも変わらない」と人間の罪深さを強調し、「自分の心を(自分の努力で)きれいにすることはできない。その事実を(神は)見抜いていてくださった」と説いた。
そのうえで、「キリストは、私たちが自分ではきよめることのできない罪を(代わりに)背負ってくださった」と強調し、「(自分の罪を)ゆるしてくださいと祈るとき、心の飼い葉おけの中に(キリストが)生まれてくださる。命のワクチンとなって、あなたをきよめてくださる」と語った。