大阪純福音教会は1日までの3日間、「春期祝福聖会―1千名聖徒の達成に向け―」を同教会で開催した。講師のユ・ジェピル牧師と西原博牧師が、聖霊の働きを受けて救われた喜びと感謝を大胆に述べ、「1人に対する積極的な愛による伝道を行おう」というメッセージを伝えた。
初日と2日目はユジュビル牧師が講義を担当。信徒一人ひとりが神の子どもとしての自覚を持ち、否定的、敗北的な思いを捨てて、神に栄光を帰す新たな生活を生きるようにと説いた。テサロニケ教会の信徒たちが愛と希望をいだいて労苦に耐えた姿が、周辺地域へ信仰の証として広まったように、信仰によって働きを起こす教会と信徒になるようにと励ました。
また、神にささげるべき祈りとして、使徒の働き10章4節からコルネリオの救いを説き、命の書物に記録されただけで満足するのではなく、記念の書物に記録されるぐらい労苦と献身をしようと呼びかけた。聖霊に満たされた生活をし、「酔った!狂った、キリスト者だ!」という言葉を聞くぐらいになるべきだと伝えた。
最終日は、「伝道は難しいことではない。主がしてくださったことを人々に言うだけでいい」と、西原博師が自身の証をし、自殺願望を抱いていた自分が救われ、聖霊を受けて完全に変わったことを伝えた。伝道はまず、自分自身が聖霊の満たしと恵みを受けるべきであり、その恵みによって積極的に大胆に伝道するべきだと語った。
西原師は、第二列王記の4章32節から35節を引用して、「伝道をしたいと思う人がいるなら、その人に対して一心同体の愛を持って接するべきだ」と語り、「その人の苦しみが自分の苦しみ、その人の問題が自分の問題のように愛を持って祈り続けるならば必ず一人が一人を伝道できるはず。魂に対して愛と謙遜のこころを持って聖徒一人が一人を伝道すれば、必ず今年中に1000名は達成出来ます!」と力強く語り、延べ600人が参加した3日間の聖会の幕を閉じた。